幼児を対象とした、新しく発行された絵本のなかから図書館員がおすすめを選んだリストです。

＜紹介する本の一覧＞
※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。

 

種類	タイトル	著者	出版社
えほん	わらしべちょうじゃ	いもと　ようこ／文・絵	金の星社
えほん	コールテンくんのクリスマス	ドン・フリーマン／原案 B.G.ヘネシー／作 ジョディー ・ウィーラー／絵	好学社
えほん	おいものもーさん	岡田　よしたか／さく	ブロンズ新社
えほん	おしっこ、うんこはどこにいく？	中川　ひろたか／作 カワチ　レン／絵	アリス館
えほん	エゾシマリス	佐藤　圭／写真・文	文一総合出版
えほん	黄色い星	カーメン・アグラ・ディーディ／文 ヘンリー・ソレンセン／絵	BL出版

＜本の内容紹介＞
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わらしべちょうじゃ いもと　ようこ／文・絵　金の星社　記号：Eフ
むかし、たろうはくらしがよくなるように、おどうにある かんのんさま に おいのりしました。そして、たろうがおどうをでると ころんで、一本のわらしべをつかみました。かんのんさまのおつげのとおり、わらしべをもってあるいていくと、つぎつぎと思いがけないことがおこります。

コールテンくんのクリスマス ドン・フリーマン／原案　B.G.ヘネシー／作　ジョディー・ウィーラー／絵　木坂　涼／訳　好学社　記号：Eウ
デパートのおもちゃうりばにいるぬいぐるみのくまは、だれがうちにつれていってくれるのかをきくため、サンタさんにあいにうりばをぬけだしますが…。ぬいぐるみって、あれ、なんでこんなところにいるの？ とおもうことありませんか？ もしかしてこっそりとでかけているのかもしれません。 げんきなくまコールテンくんの、すてきなクリスマスのおはなしです。

おいものもーさん 岡田　よしたか／さく　ブロンズ新社　記号：Eオ
はたけから、さつまいもが「よいしょっと」とでてきて、ちかくにあったにんげんのいえにすみはじめてしまいます。ほんをよんだり、ひるねをしたりしていると、タコがたずねてきました。いっしょにでかけたところ、ほしがきやかぼちゃにであいます。かれらからのおいしくなるおさそいをことわって、でもさいごにはたきびにとびこむことに…！

おしっこ、うんこはどこにいく？ 中川　ひろたか／作　カワチ　レン／絵　アリス館　記号：Eカ
トイレやせんたくき、シャワーからながれるみずは、どこにながれていくのだろう？ ぼくは、おとうさんにきいてみた。 　「ぼくのおしっこやうんこはどこにいくの？」 　「よーし、それじゃ、たんけんだ」 　みずがおうちからうみやかわにたどりつくまでを、ぼくとおとうさんといっしょにたんけんしよう！

エゾシマリス　山の園芸屋さん 佐藤　圭／写真・文　文一総合出版　記号：Eサ
北海道にある大雪山の雄大な自然の中で暮らしているエゾシマリスを追った写真絵本です。冬に備えて木の実や草のタネを口いっぱいにほおばっている姿はとてもかわいらしく、魅力的です。エゾシマリスの一年を通して、植物と野生生物との関わりについても知るきっかけになる素敵な絵本です。

黄色い星　ユダヤ人を守った国王とデンマークの人たちの物語 カーメン・アグラ・ディーディ／文　ヘンリー・ソレンセン／絵　那須田　淳／訳　BL出版　記号：Eソ
ナチスによる差別が激化した第二次世界大戦中、デンマークの王様は、勇気と決断力で多くのユダヤ人と国民を守ったといわれています。国民も王様を見て、心を一つにしたそうです。ユダヤ人差別は、現在のパレスチナ問題の原因となり、地域の人々の生きる権利が脅かされています。どんな理由があっても命は奪われてはいけないという、意志の強さが伝わるお話です。