ほんのタネ Vol.19

小学生を対象とした絵本や読み物を紹介するリストです。

<紹介する本の一覧>

※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。

種類 タイトル 著者 出版社
えほん どうぶつえんのおいしゃさん 降矢 洋子/さく 福音館書店
読み物(日本) きらきらシャワー 西村 友里/作
岡田 千晶/絵
PHP研究所
読み物(日本) つむぎがかぞくになった日 なりゆき わかこ/作
小松 良佳/絵
ポプラ社
読み物(日本) おねえちゃんって、もうたいへん! いとう みく/作
つじむら あゆこ/絵
岩崎書店
えほん しばはま(らくごえほん) 野村 たかあき/文・絵
柳家 小三治/監修
教育画劇
読み物(日本) いぬうえくんがやってきた きたやま ようこ/作 あかね書房
読み物(日本) おさる日記 和田 誠/文
村上 康成/絵
偕成社
読み物(海外) ササフラス・スプリングスの七不思議 ベティ・G.バーニィ/作
マット・フェラン/絵
評論社
読み物(日本) 建具職人の千太郎 岩崎 京子/作
田代 三善/絵
くもん出版
産業 カレーライスを一から作る 関野吉晴ゼミ 前田 亜紀/著 ポプラ社
文学 人魚の本 ルース・マニング=サンダーズ/編・著 ブッキング

本の内容紹介

※タイトルまたは巻号をクリックするとその本の詳細画面を見ることができます。

*1・2年生向け*

どうぶつえんのおいしゃさん
降矢 洋子/さく  福音館書店  記号:Eフ
 みんなは、どうぶつえんにいったことがある?
 どうぶつが、びょうきやケガをしたらどうやってなおしているかわかるかな?このほんには、どうぶつたちのケガやびょうきをなおす、おいしゃさんのことがかかれているよ。
きらきらシャワー
西村 友里/作  岡田 千晶/絵  PHP研究所  記号:Fニ
 広矢はプールの前にあびるシャワーがつめたくて、はげしくて、こわくてはいれません。プールの日がきました。みんなシャワーの向こうに行って、だれも広矢のそばにいません。シャワーを見るとアリがシャワーの中でおぼれているようです。広矢はたすけたいと思うのですが、こわいシャワーのなかにはいっていけるのでしょうか。
つむぎがかぞくになった日
なりゆき わかこ/作  小松 良佳/絵 ポプラ社  記号Fナ
 となりのいえのげんぞうじいちゃんは、すごいうでのだいくでかっこいい。ところが、ひろったこねこに「つむぎ」となまえをつけたじいちゃんは、いつもつむぎをあまやかしていてかっこわるい。たいふうの日、わがままほうだいのつむぎをしかったら、ぼくのせいでつむぎがいなくなってしまった!
おねえちゃんって、もうたいへん!
いとう みく/作  つじむら あゆこ/絵  岩崎書店  記号:Fイ
 おかあさんがあたらしいおとうさんとけっこんして、いきなり3さいのいもうとができたココちゃん。せんせいもおばあちゃんもよかったねっていうけれどぜんぜんよくない!すっごくうるさいし、おかあさんだってもうココちゃんだけのおかあさんじゃない。それなのにいもうとふたりでおつかいにいくことになっちゃった。さてさてどうなるのかな?

*3・4年生向け*

しばはま 柳家小三治・落語「芝浜」より(らくごえほん)
野村 たかあき/文・絵  柳家 小三治/監修  教育画劇  記号:Eノ・Fノ
 おれはね、がきのころから、ときどきやけにはっきりした夢を見るくせがあったんだ…。さいごは、ふふふよかったねとじーんとなみだがでる、あたたかいふうふあいのらくごです。かわいい赤ちゃんのすがたといい、絵本ならではの名作になっているのでぜひ、読み聞かせっこしてください。
いぬうえくんがやってきたいぬうえくんとくまざわくん1)
北山 葉子/作  きたやま ようこ/作  あかね書房  記号:Fキ
 犬のいぬうえくんと、くまのくまざわくん。ふたりはともだちになり、いっしょにくらすことになりました。もっているものも、すきなものもちがうふたりが、いっしょにやっていくことはたいへんです。おたがいにがまんしていることをいいあってしまい、けんかをしてしまいますが…。
おさる日記
和田 誠/文  村上 康成/絵  偕成社  記号:Fワ
 久しぶりに帰って来たお父さん。おみやげは、なんと「さる!」
 もんきちと名付けられた「さる」は、だんだん人間らしくなっていき…さいごはおどろきの結末! ぜひ読んでみてね。
ササフラス・スプリングスの七不思議
ベティ・G.バーニィ/作  マット・フェラン/絵  清水 奈緒子/訳  評論社  記号:933バ
 世界の七不思議に憧れ、広い世界へ出たいと夢みる少年エベンは、父さんとの賭けで、自分の住む田舎町の七不思議を探すことになります。「目の前にある驚異が見えないのに、世界へ“不思議”をさがしに行ってもむだなことだ」という父親の言葉に、はじめはこんな平凡な町に不思議なんてあるわけないと思っていたエベンですが…。

*5・6年生向け*

建具職人の千太郎
岩崎 京子/作  田代 三善/絵  くもん出版  記号:Fイ
 江戸時代の終わりごろ、七歳で親もとをはなれ、戸や障子をつくる建具屋に奉公することになった千太郎。何もわからずしかられてばかりでしたが、一緒にはたらく姉のおこうのはげましや、はたらく職人たちの姿を目にして、だんだんと成長していきます。
カレーライスを一から作る 関野吉晴ゼミ
前田 亜紀/著  ポプラ社  記号:610マ
 みんな大好きカレーライス。カレーを作るならスーパーで材料を買ってくるのが普通だけれど、全部自分たちで作れないだろうか?野菜の種をまいて、肉になるひよこを育て、田植えをして米を作る。さらには器とスプーンまで。カレーライスを本当にすべて自分たちで作った日々の全記録です。
人魚の本
ルース・マニング=サンダーズ/〔編〕著  西本 鶏介/訳  ブッキング  記号:908セ
 世界的な民話採集者ルース・マニング=サンダーズによる「人魚」のお話です。岩の上で片手にくしをもって歌う美しい人魚から、尾びれのない人魚、はたまた男の人魚まで、各国のユニークな人魚の民話16話が収録されています。幻想的で美しい挿絵は、少し古めかしく感じる人もいるかもしれませんが、人魚という伝説上の生物の不思議を想像するのにとてもぴったりしていると思います。