ほんのタネ Vol.4

小学生を対象とした絵本や読み物を紹介するリストです。

<紹介する本の一覧>

※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。

種類 タイトル 著者 出版社
えほん おりこうねこ ピーター・コリントン/作・絵 徳間書店
えほん モチモチの木 斎藤 隆介/作
滝平 二郎/絵
岩崎書店
えほん あたしもびょうきになりたいな フランツ・ブランデンベルク/さく
アリキ・ブランデンベルク/え
偕成社
読み物(日本) ごきげんなすてご いとう ひろし/さく 徳間書店
読み物(日本) マンホールからこんにちは いとう ひろし/作 ほるぷ出版
読み物(海外) 魔女のたまご マデライン・エドモンドソン/作
ケイ・シューロー/絵
あかね書房
読み物(海外) がんばれヘンリーくん ベバリイ・クリアリー/作
ルイス・ダーリング/絵
学研
読み物(海外) ふたりのロッテ エーリヒ・ケストナー/作 岩波書店
えほん ねずみとくじら ウィリアム・スタイグ/さく 評論社
読み物(日本) ひとりでいらっしゃい-七つの怪談- 斉藤 洋/作
奥江 幸子/絵
偕成社
読み物(海外) マチルダはちいさな大天才 ロアルド・ダール/作
クェンティン・ブレイク/絵
評論社

本の内容紹介

※タイトルまたは巻号をクリックするとその本の詳細画面を見ることができます。

*1・2年生向け*

おりこうねこ
ピーター・コリントン/作・絵 いずむら まり/訳 徳間書店 記号:児童Eコ
 ねこのシマシマは、毎朝家の前でごはんを待っていましたがいそがしいフォードさんたちは、なかなかくれません。ある日、待つことがいやになり、自分でキャットフードの缶をあけて食べはじめました。「こんなにおりこうだったなんて!」その日からシマシマの生活はすっかり変わります。でも、“おりこう”というのは、楽しいことばかりじゃないのが、しだいにわかってきました。
モチモチの木
斎藤 隆介/作 滝平 二郎/絵 岩崎書店 記号:児童Eタ
 おくびょう者の豆太は、じさまについてきてもらわなければ一人でセッチン(トイレ)にいけません。ある夜、じさまが急にくるしみだし、豆太はひっしでふもとのいしゃさまをよびにいきました。そして、その夜モチモチの木にひがともっているのを見ました。それはゆうきのある子どもにしかみることができないものでした。
あたしもびょうきになりたいな
フランツ・ブランデンベルク/さく アリキ・ブランデンベルク/え 偕成社 記号:児童Eブ
 ある日、おとうとのエドワードがびょうきになりました。エドワードは、ベッドでごはんをたべたり、おばあちゃんに本をよんでもらったり・・・。それをみていたエリザベスは、うらやましくてたまりません。思わず「あたしもびょうきになりたいなあ!」と思っていると・・・。
ごきげんなすてご ※シリーズ検索一覧はこちら
いとう ひろし/さく 徳間書店 記号:児童Fイ
 お母さんは生まれたばかりの弟にかかりっきり。「いいもんあたしはすてごになって、すてきな家にもらわれるんだ」と“あたし”は家出をします。そこへ犬やねこ、かめたちがくわわって・・・。明るく楽しいお話です。

*3・4年生向け*

マンホールからこんにちは
いとう ひろし/作 ほるぷ出版 記号:児童Fイ
 マンホールのふたを見たことがありますか?中には何があるのかな? ぼくはおつかえのかえりみち、にちょうめのかどをまがると、みちのまんなかにでんしんばしらがたっていました。ちかづくと、それはマンホールからくびだけをだしたきりんでした。きりんはまいごになってしまいマンホールからでてきたのです。
魔女のたまご
マデライン・エドモンドソン/作 ケイ・シューロー/絵 あかね書房 記号:児童933エ
 アガサは何百歳かもわからない、年とったいじわるな魔女です。家は、まいご山のてっぺんにある鳥の巣で、ひとりで住んでいました。アガサの仕事は夜、町の人たちをこわがらせること。そんなアガサのかたかけの上に、ある日なまけもののカッコーがたまごをうみおとしていきました。アガサはおこりますがやがて・・・。
がんばれヘンリーくん
ベバリイ・クリアリー/作 ルイス・ダーリング/絵 松岡 享子/訳 学研 記号:児童933ク
 のら犬を見つけたヘンリーくんは、家につれて帰ろうと思って、犬をバックにかくしてバスにのりこみますが、とちゅうで見つかってしまい大さわぎ! ヘンリーくんとのら犬アバラーがまきおこす事件が書かれた、楽しい物語です。
<ふたりのロッテ
エーリヒ・ケストナー/作 高橋 健二/訳 岩波書店 記号:児童943ケ
 夏、子どもの家でであったロッテとルイーゼ。顔もそっくりなら、誕生日も一緒。やがて2人は両親が別れたためにはなれてくらしていたふたごだと知ります。両親といっしょにくらしたいと思った2人は、いろんな計画をします。

*5・6年生向け*

ねずみとくじら
ウィリアム・スタイグ/さく せた ていじ/やく 評論社 記号:児童Eス
 ねずみとくじらがひょんなことから友達になりました。くじらに助けられたねずみは、いつかきっとぼくが君を助けるから・・・と言って別れます。すると本当にぐうぜん、ねずみはくじらを助け、再会します。別れたくない二人ですが、ねずみは陸で、くじらは海の中でしか生きられません。二人は、別れの時をむかえます。
ひとりでいらっしゃい-七つの怪談-
斉藤 洋/作 奥江 幸子/絵 偕成社 記号:児童Fサ
 小学生の隆司は、ある日兄の忘れ物をとどけに大学に行きました。帰り道、研究棟で道に迷い階段を探していると、話し声が聞こえてきました。そこは、怪談クラブ「みんなで幽霊やおばけの話をする会」が勉強をしていました。ちょっとこわいけど怪談クラブに入りたくなります。
マチルダはちいさな大天才
ロアルド・ダール/作 クェンティン・ブレイク/絵 宮下 嶺夫/訳 評論社 記号:児童933ダ
 マチルダはとても頭のいい女子。でも両親は小さいマチルダが勉強したり本を読んだりするととても怒ります。また、学校では暴力校長先生が生徒をしばりつけて、まったく自由がありません。そんな大人たちにマチルダは頭脳とちょっとした超能力で立ち向かいます。読んでいて気分がスカッとするお話です。