BOOK de GO! Vol.18

中学生を対象とした読み物やYA(ヤング・アダルト)向け小説を紹介するリストです。

<紹介する本の一覧>
※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。

種類 タイトル 著者 出版社
読み物(日本) カラフル 森 絵都/作 理論社
読み物(日本) きみの友だち 重松 清/著 新潮社
読み物(日本) 黄色い夏の日 高楼 方子/著 木村 彩子/画 福音館書店
読み物(日本) 線は、僕を描く 砥上 裕将/著 講談社
歴史 思考の整理学 外山 滋比古/著 筑摩書房
読み物(日本) 世々と海くんの図書館デート 【1】~【5】 野村 美月/作 講談社
読み物(海外) だれが君を殺したのか イリーナ・コルシュノウ/作
上田 真而子/訳
岩波書店
読み物(海外) 星の王子さま サン=テグジュペリ/作
内藤 濯/訳
岩波書店
読み物(海外) レッド-あかくてあおいクレヨンのはなし- マイケル・ホール/作
上田 勢子/訳
子どもの未来社
読み物(海外) 図書館脱出ゲーム ぼくたちの謎とき大作戦! 【上・下】 クリス・グラベンスタイン/著
高橋 結花/訳
JohnHathway/絵
KADOKAWA
読み物(海外) 貸出禁止の本をすくえ! アラン・グラッツ/著
ないとう ふみこ/訳
ほるぷ出版

<本の内容紹介>
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*日本編*

カラフル
森 絵都/作  理論社  請求記号:児童Fモ
 「おめでとう。抽選に当たりました!」という天使の声とともに、死んだはずのぼくの魂は、小林真(まこと)という中学生の身体にホームステイ。ちょっと悲惨な家族や、一風変わった友だちに出会う。やり直しの青春を描く、心温まるお話。
きみの友だち
重松 清/著  新潮社  請求記号:一般Fシゲ
 この本は、小学4年生の時に交通事故で足が不自由になった女の子を主人公にした小説です。主人公の他に、弟や友達、先輩など、いろんな子どもたちの友情が描かれていて、人間関係で悩んだことがある人はきっと共感するはずです。ケータイでつながっているのが友だちなのか、いつも話をするのが友だちなのか、困っている時に助けてくれるのが友だちなのか。友だちについて考えさせられる1冊です。
黄色い夏の日
高楼 方子/著 木村 彩子/画  福音館書店  請求記号:児童Fタ
 景介は美術部の写生で建物を描くために知り合いの「小谷津家(こやつけ)」を訪れた。そして、その家に住むおばあさんと会い、そのおばあさんが居眠りした後、女の子と出会う。それをきっかけに景介は昔と今を行き来する不思議な世界に入りこんでしまう。幻想の世界をさまよう場面の背景に出てくる、黄色いキンポウゲの花が印象的で、最後までどうなるか目が離せません。
線は、僕を描く
砥上 裕将/著  講談社  請求記号:一般Fトガ
 両親を事故で亡くし、喪失感の中で過ごす霜介(そうすけ)。大学生になった霜介は、展覧会の設営アルバイトをきっかけに、水墨画の世界に足を踏み入れる。一心不乱に自分の線を見つけようとする霜介。水墨画を通して人や自然と関わり、心を開放していく物語。
思考の整理学
外山 滋比古/著  筑摩書房  請求記号:一般B141.5ト
 「東大で一番読まれた本」として知られていますが、決して分厚くも難しくもありません。「ものの考え方」が、さまざまな角度から分かりやすく書かれています。考えがまとまらない、自分の意見を出すのが苦手、といった皆さんにはなるべく早く手に取って欲しいと思います。読み終えた後は、きっと自分の思いを「思い通りに」伝えることができるはずです。
世々と海くんの図書館デート 【1】~【5】
野村 美月/作  講談社  請求記号:児童Fノ
 きつねの女の子・世々(よよ)は中学2年生の人間の男の子・海(うみ)くんに一目ぼれして、人間の女の子に変身して図書館へ会いに行きます。実在する面白い絵本がいくつも登場して、「作家だから気づける深い読み方」や「作品への没入、感情移入のやり方」がわかります。

*外国編*

だれが君を殺したのか
イリーナ・コルシュノウ/作 上田 真而子/訳  岩波書店  請求記号:児童943コ
 友人クリストフの死を目撃したマルティンは、彼の死の「原因」と「意味」を解き明かそうとする。正義感が強く大人社会に反抗的だったクリストフの内面は、周囲が思うよりも脆(もろ)く繊細過ぎたのだ。10代は自分自身の矛盾、社会への嫌悪感、大人になって生きていくことへの恐れなど悩みの多い時期。マルティンが友人の死を受けとめて前に進む過程を丁寧に描く。
星の王子さま
サン=テグジュペリ/作 内藤 濯/訳  岩波書店  請求記号:児童953サ
 おとなは、だれも、はじめは子どもだった。しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない…。サハラ砂漠に不時着した孤独な飛行士と、「ほんとうのこと」しか知りたがらない純粋な星の王子さまとのふれあいを描いた永遠の名作。
レッド-あかくてあおいクレヨンのはなし-
マイケル・ホール/作 上田 勢子/訳  子どもの未来社  請求記号:児童Eホ
 これは赤くて青いクレヨンのおはなしです。 外見が赤いのだから、赤くかけて当然だと自分も周囲も思うのですがうまくできません。ある日新しい友だちがやってきて「青い海」をかいてほしいといいます。ためらいますが描きはじめてみると…。思い込みを手放してみたら、生きることはもっと自然で楽なものになるのかもしれません。そうしたことを教えてくれるお話だと思いました。
図書館脱出ゲーム ぼくたちの謎とき大作戦! 【上・下】
クリス・グラベンスタイン/著 高橋 結花/訳 JohnHathway/絵  KADOKAWA  請求記号:児童933グ
 ゲームが大好きで本を読むのが苦手なカイルは、新しく街にできる図書館の作文コンテストにのぞんだ。それに入賞すれば図書館のオープニングパーティーに招待され、ゲームをさせてもらえるらしい。カイルは「運よく」入賞し、他の入賞した同級生たちとわくわくしながら図書館に行く。そのゲームは、「図書館脱出ゲーム」といって、図書館の本を使ったしかけが次々と出てくるとんでもないものだった。
貸出禁止の本をすくえ!
アラン・グラッツ/著 ないとう ふみこ/訳  ほるぷ出版  請求記号:児童933グ
 内気で本が大好きな小学4年生の女の子エイミー・アン。落ち着けるのは唯一学校の図書室だけ。ある日、一番好きな本「クローディアの秘密」を筆頭に図書室の本が貸出禁止に。何の問題もないのに大人たちの意見で貸出禁止になってしまったのだ。「どの本も誰かにとっては大切な1冊」という主人公の思いにも共感できます。子どもたちが大人にどう立ち向かったのか。大人でも面白いと思えるお話です。