えほんのくに Vol.31
幼児を対象とした、新しく発行された絵本のなかから図書館員がおすすめを選んだリストです。
<紹介する本の一覧>
※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。
種類 | タイトル | 著者 | 出版社 |
---|---|---|---|
えほん | ゆきとくろねこ | 竹下 文子/さく おおの 麻里/え |
岩崎書店 |
えほん | はずかしがりやのれんこんくん | 二宮 由紀子/作 長野 ヒデ子/絵 |
童心社 |
えほん | ドングリ小屋 | いしい つとむ/著 | 佼成出版社 |
えほん | まつぼっくりのぼうけん 川といっしょにたびをした五つのまつぼっくりのおはなし |
ブリギッテ・シジャンスキー/文 バーナデット・ワッツ/絵 |
瑞雲舎 |
えほん | 十二の月たち | ボジェナ・ニェムツォヴァー/再話 出久根 育/文・絵 |
偕成社 |
<本の内容紹介>
※タイトルまたは巻号をクリックするとその本の詳細画面を見ることができます。
ゆきとくろねこ 竹下文子/さく おおの麻里/え 岩崎書店 記号:Eオ |
---|
なんだろう。きょうはいつもとちがう。くもりがちでひなたがない。きたのそらからなにかがくるらしいが、なにかわからない。まるくなってねてもさむい。そのときそとでだれかが「ゆきだ」といった。ゆき? なにかわからないので、こえがしたほうをみてみた |
はずかしがりやのれんこんくん 二宮由紀子/作 長野ヒデ子/絵 童心社 記号:Eナ |
---|
ものすごくはずかしがりやのれんこんくん。からだにあながあいていることを、とてもきにしています。けれどもれんこんくんにもいいところはきっとあるはず。池にいた魚やとんぼ、カエルが考えはじめました。その時、どじょうが言いました。「どろをたいせつにしてかきまわしたりしないところ」。すると、つぎつぎにいいところが出てきました。 |
ドングリ小屋 いしいつとむ/著 佼成出版社 記号:Eイ |
---|
2ねんせいのクラスがえでばらばらになってしまったなかよし3にんぐみ。ひさしぶりにみんなでひみつのばしょである「ドングリ小屋」にいってみることにしました。でも、3にんのほかに、だれかがこのばしょにきているみたいです。 |
まつぼっくりのぼうけん -川といっしょにたびをした 五つのまつぼっくりのおはなし- ブリギッテ・シジャンスキー/文 バーナデット・ワッツ/絵 松岡享子/訳 瑞雲舎 記号:Eウ |
---|
高い山の上の小さなひとしずくからはじまった川が、次第に大きくなりながら海をめざします。その水の流れに乗って五つのまつぼっくりたちが冒険に出発しました。途中、一つまた一つと、「自分の」場所を見つけ別れていきますが、最後までひとり旅を続け海に出たまつぼっくりがいます。いったいどうなるのでしょう?美しい色彩がとても印象的な作品です。 |
十二の月たち ボジェナ・ニェムツォヴァー/再話 出久根育/文・絵 偕成社 記号:Eデ |
---|
美しいむすめマルシュカは、お姉さんのホレナにいいつけられて雪の山にスミレを探しに出かけます。山の頂上には、たき火をかこんですわる12人の男たち。「三月」とよばれる男が杖をふりかざすと、たちまち森に春がやってきて…。きびしい自然の力をダイナミックに描いたスラブ地方の有名な民話です。 |