えほんのくに Vol.33
幼児を対象とした、新しく発行された絵本のなかから図書館員がおすすめを選んだリストです。
<紹介する本の一覧>
※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。
種類 | タイトル | 著者 | 出版社 |
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えほん | むかしむかしとらとねこは… | 大島 英太郎/文・絵 | 福音館書店 |
えほん | てのひらおんどけい | 浜口 哲一/ぶん 杉田 比呂美/え |
福音館書店 |
えほん | ぎょうれつのできるすうぷやさん | ふくざわ ゆみこ/さく | 教育画劇 |
えほん | ちょうになったぞう | 佐々木 マキ/作・絵 | フレーベル館 |
えほん | おとうじゃ、ないって | 中村 文人/文 中村 康成/絵 |
佼成出版社 |
<本の内容紹介>
※タイトルまたは巻号をクリックするとその本の詳細画面を見ることができます。
むかしむかしとらとねこは…中国のむかし話より 大島 英太郎/文・絵 福音館書店 記号:Eオ |
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むかしむかし、とらはえものをとることがへたで、ねこはじょうずでした。そこでとらはねこにたのみこんで、えものをじょうずにとるほうほうをおしえてもらいます。まてよ、とらはねこよりおおきくてちからもつよいから、えものをじょうずにとれるようになるとどうなるのでしょう? |
てのひらおんどけい 浜口 哲一/ぶん 杉田 比呂美/え 福音館書店 記号:Eス |
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てのひらは、みんながもっているべんりなおんどけいです。つないだ手や道ばたの木、公園のすな山など、いろいろなものにさわりながらさんぽしてみましょう。どうして「あったかい」のか「つめたい」のか考えながらおんどをはかるのも楽(たの)しいですよ。読んだあと、まねをしてみたくなる絵本です。 |
ぎょうれつのできるすうぷやさん ふくざわ ゆみこ/さく 教育画劇 記号:Eフ |
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「くんくんくん ふんふんふん」どこからかおいしそうなにおいがしてきました。くいしんぼうのどうぶつたちがあつまります。においの先には、「はいるべからず おそろしい まじょのいえ」とふだのかかった家がありました。けれども、ハリネズミくんが中へ入って家の中をのぞくと、まじょではなく、ちいさなトカゲのおばあさんがすうぷをにていたのです。 |
ちょうになったぞう 佐々木 マキ/作・絵 フレーベル館 記号:Eサ |
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あるとき、こどものぞうが「きれいなちょうになりたい」となきだしました。それをきいた、へんしんのたつじんであるカメレオンのおじいさんが、へんしんできるまほうのじゅもんをおしえてくれました。そこで「ちょうになりたいぞう」と5かいとなえてめをあけると、ほんとうに「きれいなちょう」になれたのです。 |
おとうじゃ、ないって 中村 文人/文 村上 康成/絵 佼成出版社 記号:Eム |
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ある日、ウツボが2ひきのキンセンイシモチを食べようと口をあけたら、口の中にたまごをうんでいってしまいました。卵からかえった子どもを食べようとするウツボですが、千びきの子どもの「おとう」(注:おとうさんのこと)になってしまいます。ウツボと魚の子どもたちの心あたたまるお話です。 |