えほんのくに Vol.35

幼児を対象とした、新しく発行された絵本のなかから図書館員がおすすめを選んだリストです。

<紹介する本の一覧>
※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。

 

種類 タイトル 著者 出版社
えほん ちびフクロウのぼうけん ノーラ・スロイェギン/文
ビルッコ・リーサ・スロイェギン/絵
福音館書店
えほん うっかりもののまほうつかい エヴゲーニィ・シュワルツ/作
オリガ・ヤクトーヴィチ/絵
福音館書店
えほん ちか100かいだてのいえ いわい としお/作 偕成社
えほん ムーミンのふしぎ トーベ・ヤンソン/原作
松田 素子/文
スタジオ・メルファン/絵
講談社
えほん もっとひつじぱん あきやま ただし/作・絵 鈴木出版
えほん ひみつだから! ジョン・バーニンガム/文・絵 岩崎書店

<本の内容紹介>
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ちびフクロウのぼうけん
ノーラ・スロイェギン/文 ピルッコ・リーサ・スロイェギン/絵 みむら みちこ/訳 福音館書店 記号:Eス
 朝日が森の上にのぼるころ、母さんフクロウがまだ飛べない子どもたちをよびました。でも末っ子のちびフクロウはすこしもねむくありません。こっそり木の枝を下りていき…。
 作者が暮らすフィンランドの春まぢかい森の風景と動物たちの姿がやわらかな色づかいでていねいに描かれています。雪の中に春を感じられるすてきな作品です。
うっかりもののまほうつかい
エヴゲーニイ・シュワルツ/作 オリガ・ヤクトーヴィチ/絵 松谷 さやか/訳 福音館書店 記号:Eヤ
 イワン・イワーノヴィチはうっかりもののまほうつかいです。ある日、イワンは馬ににばしゃをひかせている男の子とであい、男の子のたのみで馬をねこにします。ところがねこを馬にもどすどうぐがないので、馬にもどせません。男の子はなきだしました。ねこは馬にもどることができるのでしょうか。
ちか100かいだてのいえ
いわい としお/作 偕成社 記号:Eイ
 めくりかたとよみかたがとってもあたらしくて、だいにんきの「100かいだてのいえ」のだい2だんです。こんどは、かいだんをどんどんおりていきます。ちていたんけんでおこるたのしいことが、あれこれたくさんはいっています。いっかいいっかいをよーくみて、どうくらしているのかわかるかな。かえりはいっぺんでかえれるよ。
ムーミンのふしぎ
トーベ・ヤンソン/原作 松田 素子/文 スタジオ・メルファン/絵 講談社 記号:Eメ
 「ふしぎだなあ。あおいうみのみずをてですくっても、ちっともあおくないんだ。」うみのいろをちいさなびんにつかまえて、ひょうほんをつくろうとおもっていたムーミン。つかまえることのできないうみのいろを、こころのなかにしまうことに。ムーミンのこころのなかには、なにいろのびんがならんだかな。
もっとひつじぱん
あきやま ただし/作・絵 鈴木出版 記号:Eア
 ひつじのぱんやさんは、いつも小麦粉をこねていろんなパンを焼いています。かめさんが買いにきたのは、「かちかちぱん」。かたつむりさんが買いにきたのは「うずまきぱん」。きょうはどんなパンを焼くのかな。ひつじのぱんやさんの、かわいくておいしそうなパンがでてくる、たのしいえほんです。
ひみつだから!
ジョン・バーニンガム/作・絵 福本 友美子/訳 岩崎書店 記号:Eバ
 ネコってよるになると、どこへいくのかな?
 あるばん、ネコのマルコムは、すっかりおめかしをしていました。マリー・エイレンは、いっしょにつれてってとおねがいしました。
 さあ、マルコムはどこへつれていってくれるのでしょう? でも、これはぜんぶ…ひみつだから!