えほんのくに Vol.36

幼児を対象とした、新しく発行された絵本のなかから図書館員がおすすめを選んだリストです。

<紹介する本の一覧>
※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。

 

種類 タイトル 著者 出版社
えほん ぞうくんのおおかぜさんぽ なかの ひろたか/さく・え 福音館書店
えほん ちいさなあめふりぐも せな けいこ/作・絵 鈴木出版
えほん ボクらはオコジョのおまわりさん きむら ゆういち/作
寺田 順三/絵
佼成出版社
えほん たまごのなかにいるのはだあれ? ミア ポサダ/さく 福音館書店
えほん ふたりのナマケモノ 高畠 純/作・絵 講談社
えほん 3ぷんもまてないよ! 土屋 富士夫/作 佼成出版社

<本の内容紹介>
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ぞうくんのおおかぜさんぽ ※シリーズ検索一覧はこちら
なかの ひろたか/さく・え 福音館書店 記号:Eナ
 きょうはおおかぜですが、ぞうくんはごきげんでさんぽにでかけました。すると、むこうからかばくんがかぜにおされてころがってきました。かばくんをさんぽにさそい、うしろからおしてあげるちからもちのぞうくん。ふたたびあるきだすと、こんどはわにくんとかめくんがころがってきて…。たのしくて、あたたかいきもちになるおはなしです。
ちいさなあめふりぐも
せな けいこ/作・絵 鈴木出版 記号:Eセ
 3匹のネコたちがなかよくあそんでいます。ちいさなあめふりぐもも、なかまにいれてもらいたくておいかけていきますが、なぜか嫌われてしまいます。どうしてなのでしょう…。「雲は、お天気の日には…遊んでいるみたいだし、嵐のときには大暴れするし、まるで生きものみたいです(作者はしがきより)」 空を見上げたらいろんなことが想像できそうです。
ボクらはオコジョのおまわりさん
きむら ゆういち/作 寺田 順三/絵 佼成出版社 記号:Eテ
 「ボクらはオコジョのおまわりさん。まちのへいわをまもるんだ。いち、に、さん、し、いち、に、さん。」まいごのこぶたに、あっちでこっちでないてるこ。オコジョのおまわりさんはおおいそがし! とってもリズミカルでたのしいおはなしです。ほら、パトロールのかけごえがきこえてくるよ! いち、に、さん、し、いち、に、さん!
たまごのなかにいるのはだあれ?
ミア ポサダ/さく ふじた ちえ/やく 福音館書店 記号:Eポ
 たまごが置かれている場所から、どんな生き物の卵かあててみよう。父さんの足の上で、温められているたまごからは何が生まれるかな。母さんが海から陸に上がり、砂の中にたまごを産むのはだれかな。卵の大きさを比べる場面もあるので、実際の卵の大きさがわかります。生き物たちの様子やとくちょうも知ることができます。
ふたりのナマケモノ
高畠 純/作・絵 講談社 記号:Eタ
 ナマケモノというどうぶつを知っていますか? ナマケモノは、けっしてなまけているわけではありません。ゆっくりがすきなのです。
そんなナマケモノ2ひきのユーモラスな一日のおはなしです。ほのぼのとした楽しい気持ちになります。
3ぷんもまてないよ!
土屋 富士夫/作 佼成出版社 記号:Eツ
 3ぷんまてずに『カップおはなし やさしいワニくん』のふたをあけたひでくん。ところがカップからでてきたワニは、こわいワニくんのはなしをするといいました。はなしがちがうとにげたひでくんをまっていたのは、ワニにいつたべられるかわからない、3ぷんかんのこわいおはなしのせかいでした。