えほんのくに Vol.67

幼児を対象とした、新しく発行された絵本のなかから図書館員がおすすめを選んだリストです。

<紹介する本の一覧>
※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。

 

種類 タイトル 著者 出版社
えほん にくにくしろくま 柴田 ケイコ/作・絵 PHP研究所
えほん 4ひきのちいさいおおかみ スベンヤ・ヘルマン/文
ヨゼフ・ヴィルコン/絵
石川 素子/訳
徳間書店
えほん ぱくぱくはんぶん 渡辺 鉄太/ぶん
南 伸坊/え
福音館書店
えほん ひびけわたしのうたごえ カロライン・ウッドワード/文
ジュリー・モースタッド/絵
むらおか みえ/訳
福音館書店
えほん どんなきもち? たかい よしかず/さく 大日本図書
えほん おさるちゃんのおしごと 樋勝 朋巳/作 小学館

<本の内容紹介>
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にくにくしろくま
柴田 ケイコ/作・絵 PHP研究所 記号:Eシ
 くいしんぼうのしろくまくんは、おにくがだいすき。あるひ、しろくまくんは、おもいました。「だいすきなおにくりょうりのなかにはいったらどんなかんじかな」ステーキ、ローストビーフ、やきとり、それから…。どれもおいしそうで、しろくまくんもしあわせそう。想像力をかきたてられる楽しいえほんです。
4ひきのちいさいおおかみ
スベンヤ・ヘルマン/文 ヨゼフ・ヴィルコン/絵 石川 素子/訳 徳間書店 記号:Eヴ
 あるよる、おんなのこのおおかみがめをさますと、おかあさんがいません。おかあさんがいないとき、こどもたちはすあなからでてはいけないきまりでした。それでも、おんなのこのおおかみはそとをみたくなり、ほかのこどもたちといっしょによるのもりへでます。それは、なにがおこるかわからないぼうけんのはじまりでした。。
ぱくぱくはんぶん
渡辺 鉄太/ぶん  南 伸坊/え 福音館書店 記号:Eミ
 おばあさんがおおきなケーキをやきました。くいしんぼうのおじいさんに「はんぶんのこしといてね。わたしもはんぶんたべるんだから」といって、でかけていきました。おじいさんはケーキをたべました。ぱくぱくはんぶん。そこへやってきたのは…。リズミカルなぶんを、ぜひこえにだしてよんでみてくださいね。
ひびけわたしのうたごえ
カロライン・ウッドワード/文 ジュリー・モースタッド/絵 むらおか みえ/訳 福音館書店 記号:Eモ
 スクールバスにのるため、ながいみちのりをひとりであるく6さいのおんなのこ。あまりにみちがくらいので、おんなのこはうたをうたいました。すると、あたりがぱぁーとあかるくなって、げんきがでたのです。スクールバスにのるまでのおんなのこに、おもわず「がんばれ!」とおうえんしたくなるおはなしです。
どんなきもち?
たかい よしかず/さく 大日本図書 記号:Eタ
 さくしゃのたかいさんは、子どものころせがひくかったので「ひくい」とあだ名でよばれて「いやだな」「でも本当のことだからしょうがないかな」と思ったそうです。今でも「ぎゃくのたちばなら同じことを言ったかもしれない」とも。大人になってもむずかしい、「あいてのたちばに立つ」をやってみよう。「どんなきもち?」
おさるちゃんのおしごと
樋勝 朋巳/作 小学館 記号:Eヒ
 「せいこついん」で、はたらいているおさるちゃん。つきにいちど、やまにかえると、やまのなかまをマッサージしてあげます。ともだちのペロもおてつだい。いろいろなかんじゃさんがまっていて、おおいそがし。やわらかいタッチの絵と、おさるちゃんのやさしさに、ほっこりさせられます。