えほんのくに Vol.68

幼児を対象とした、新しく発行された絵本のなかから図書館員がおすすめを選んだリストです。

<紹介する本の一覧>
※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。

 

種類 タイトル 著者 出版社
えほん はりねずみのおいしゃさんとおばけのこ ふくざわ ゆみこ/作 世界文化社
えほん どんどんキップ ミノオカ リョウスケ/作・絵 鈴木出版
えほん ぼくとがっこう 谷川 俊太郎/文
はた こうしろう/絵
アリス館
えほん なぁなぁ、あそぼ~! さいとう しのぶ/作 岩崎書店
えほん みんなとおなじくできないよ 湯浅 正太/作
石井 聖岳/絵
日本図書センター
えほん いつかあなたをわすれても 桜木 紫乃/文
オザワ ミカ/絵
集英社

<本の内容紹介>
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はりねずみのおいしゃさんとおばけのこ
ふくざわ ゆみこ/作 世界文化社 記号:Eフ
 はりねずみのおいしゃさんがもりをあるいていると、はずかしがりやのおばけのこにあいました。おばけのこは、きのおもちゃをつくるのがだいとくい。そこで、はりねずみのおいしゃさんのびょういんで、おもちゃをかんじゃさんにくばることにするのですが…。 かわいいおもちゃとどうぶつたちのイラストにほっこりするえほんです。
どんどんキップ
ミノオカ リョウスケ/作・絵  鈴木出版 記号:Eミ
 どんどんやまのえきちょうさんから「どんどんキップ」がやってきた。どこまでもでんしゃにのって、どんどんいける「どんどんキップ」で、さあしゅっぱつ! でんしゃでどこか、たびをしたくなるようなえほんです。でんしゃだけでなく、とちゅうのふうけいもたのしめます。
ぼくとがっこう
谷川 俊太郎/文  はた こうしろう/絵 アリス館 記号:Eハ
 「うちにいると、ぼくはぼくでいられる。」「でも、がっこうではおおぜいのひとり。」 このえほんは、「ぼく」のしょうがっこうでの6ねんかんのできごととせいちょうが、えがかれています。しょうがくせい、とくに6ねんせいにおすすめです。よんだあとにあたたかいおうえんをうけたようなきもちになれるえほんです。
なぁなぁ、あそぼ~!
さいとう しのぶ/作 岩崎書店 記号:Eサ
 だいめいの「なぁなぁ、あそぼ~!」は、おはなしにとうじょうするねこのことばで、マンガのフキダシにはいっています。のらねこだったねこは、おんなのこにひろってもらいます。ふたりはいつもいっしょにあそび、たのしくくらしていました。ところがあるひ、ねこはおんなのこをひっかいて、なかせてしまいます。
みんなとおなじくできないよ
湯浅 正太/作  石井 聖岳/絵 日本図書センター 記号:Eイ
 このえほんは、しょうがいをもつおとうとがいるおにいちゃんのおはなしです。おとうとのことはすきだけど、いっしょにいると、はずかしくてこまることばかり。じぶんのきもちになやんでも、すなおでいることがちからになるおはなしです。
いつかあなたをわすれても
桜木 紫乃/文  オザワ ミカ/絵 集英社 記号:Eオ
 「あのね、さとちゃんがママのなまえをわすれちゃったみたい。」さとちゃんはママのおかあさんで、わたしのおばあちゃん。ちかごろとてもわすれんぼうです。でも、ママは、さとちゃんがママのなまえをわすれても、じぶんがかなしくなかったことにおどろいたみたい。そんなあるひ、ママとふたりでさとちゃんにあいにいくと…。