ほんのタネ Vol.11
小学生を対象とした絵本や読み物を紹介するリストです。
<紹介する本の一覧>
※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。
種類 | タイトル | 著者 | 出版社 |
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えほん | おしゃべりなたまごやき | 寺村 輝夫/作 長 新太/画 |
福音館書店 |
えほん | アデレード | トミー・ウンゲラー/作 | ほるぷ出版 |
えほん | しゃっくりがいこつ | マージェリー・カイラー/作 D.S.シンドラー/絵 |
セーラー出版 |
えほん | ゴインキョとチーズどろぼう | エミリー・ロッダ/作 たしろ ちさと/絵 |
あすなろ書房 |
えほん | ひよこのアーサーがきえた! | ナサニエル・ベンチリー/文 アーノルド・ローベル/絵 |
文化学園文化出版局 |
読み物(日本) | いえでででんしゃ | あさの あつこ/作 佐藤 真紀子/絵 |
新日本出版社 |
読み物(海外) | 日曜日島のパパ | ペッテル・リードベック/作 杉田 比呂美/絵 |
岩波書店 |
読み物(海外) | やかまし村の子どもたち | アストリッド・リンドグレーン/著 | 岩波書店 |
読み物(日本) | つくも神 | 伊藤 遊/作 岡本 順/画 |
ポプラ社 |
読み物(日本) | ねしょんべんものがたり | 椋 鳩十/編 梶山 俊夫/画 |
童心社 |
読み物(海外) | 幽霊派遣会社 | エヴァ・イボットソン/著 | 偕成社 |
<本の内容紹介>
※タイトルまたは巻号をクリックするとその本の詳細画面を見ることができます。
*1・2年生向け*
おしゃべりなたまごやき 寺村 輝夫/作 長 新太/画 福音館書店 記号:児童Eチ |
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ある国の王さまが、にわとりがこやにぎゅうぎゅうづめになっているのをかわいそうにおもって、こやのとをあけてしまいます。ところが、にわとりがとびだしておおさわぎに! へいたいたちは、とをあけたはんにんをさがしますが、みつかりません。(はんにんは王さまですからね)はんにんをしっているのは、王さまとにわとりだけです。 |
アデレード トミー・ウンゲラー/作 池内 紀/訳 ほるぷ出版 記号:児童Eウ |
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カンガルーのアデレードは、うまれたときからつばさをもっていました。アデレードはだんだんおおきくなり、つばさもずんずんおおきくなって、やがて、そらをとべるようになりました。そして、たびにでたいとおもい、パパとママにおわかれのキスをして、とびたったのです。 |
しゃっくりがいこつ マージェリー・カイラー/作 D.S.シンドラー/絵 黒宮 純子/訳 セーラー出版 記号:児童Eシ |
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みなさんはしゃっくりが止まらないときどうしますか。がいこつはしゃっくりが止まらず、はをみがくと、あごがはずれたりしてたいへんそうです。見かねたともだちのおばけがいきを止めるよういったり、おどかしたりしてみますが、それをしても止まりません。それを見ておばけはあるものを取り出しました。 |
ゴインキョとチーズどろぼう エミリー・ロッダ/作 たしろ ちさと/絵 さくま ゆみこ/訳 あすなろ書房 記号:児童933ロ |
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ネコイラン町にはハツカネズミがすむチュウチュウ通りがあります。1番地にすんでいるのは、お金もちのゴインキョです。ある夜1通の手紙がとどきました。「ネコイラン町はどろぼうにねらわれています。三びきのガードマンをやとうこと」と書かれていました。三びきもやとうなんてどうしたらいいのでしょう。ゴインキョはこまりました。 |
*3・4年生向け*
ひよこのアーサーがきえた! ナサニエル・ベンチリー/文 アーノルド・ローベル/絵 福本 友美子/訳 文化学園文化出版局 記号:児童Eロ |
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アーサーは、うまれたばかりのひよこです。めんどりかあさんは、ひよこのアーサーをとてもかわいがりました。あるあさ、めんどりかあさんがあさごはんをあつめにでかけてうちにかえってみると、ひよこのアーサーのすがたがみえません。いったいどこにいってしまったのでしょう…。 |
いえでででんしゃ あさの あつこ/作 佐藤 真紀子/絵 新日本出版社 記号:児童Fア |
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ママなんか、大きらい。ムジツのツミでママからしかられたさくら子は、はじめての家出をしました。もうぜったい、家にはかえらない。さくら子がえきにつくと、すごいボロで茶色のへんなでんしゃがとまります。しゃしょうさんは、「これは家出する子はただでのれる『いえでででんしゃ』だよ」といいます。さくら子は、『いえでででんしゃ』にのりこみました。 |
日曜日島のパパ ベッテル・リードベック/作 杉田 比呂美/絵 菱木 晃子/訳 岩波書店 記号:児童949リ |
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両親が離婚している8才の女の子ヴィンニは、夏の間だけ、ふだんは離れて暮らすパパと“日曜日島”で過ごします。スウェーデンの風習「夏至祭」が楽しく描かれるお話や「いやあ、まったく」が口癖の「まったくおじさん」のお話など、少したよりないパパと、島の住人とのほのぼのしたやりとりが、とてもあたたかく感じられるお話です。 |
やかまし村の子どもたち アストリッド・リンドグレーン/著 大塚 勇三/訳 岩波書店 記号:児童949リ |
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スウェーデンの田舎のやかまし村には家が3軒、子どもは男の子と女の子が3人ずつしかいないけれど、たいくつすることなんてありません。かくれ小屋をつくったり、毎日楽しいことがいっぱいです。大自然のなかで遊ぶ子どもたちが生き生きと描かれている素敵なお話です。 |
*5・6年生向け*
つくも神 伊藤 遊/作 岡本 順/画 ポプラ社 記号:児童Fイ |
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ほのかの住むマンションでは、ゴミ置き場でボヤがあり、その次の日にはエレベーターに大きな置物が置いてあり、それがいつの間にか消えてしまうなど原因不明の出来事が次々と起こります。さらに、ほのかが小さい頃行っていた隣の家の土蔵にも、誰か出入りしているのをほのかと兄の雄一が別々に見つけ、二人は不思議な世界に巻き込まれていきます。 |
ねしょんべんものがたり 椋 鳩十/編 梶山 俊夫/画 童心社 記号:児童Fネ |
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この本は、すべて有名な作家の人たちのおねしょのお話ばかり書かれています。どんなねしょんべんをしたのでしょうか。不思議なお話もあったりして、この本を読んだら、きっとおねしょなんてはずかしくなくなりますよ。 |
幽霊派遣会社 エヴァ・イボットソン/著 三辺 律子/訳 偕成社 記号:児童933イ |
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魔女になるための夜間学校で知りあったミス・プリングルとミセス・マナリングは、幽霊が見えるという能力をいかして、家がなくて困っている幽霊と、幽霊をひきとりたいという人間の仲介をする「幽霊派遣会社」をつくることにしました。二人の事務所には、いろいろな幽霊たちがそれぞれにふさわしいすみかを求めてたずねてきますが…。 |