小学生を対象とした絵本や読み物を紹介するリストです。

＜紹介する本の一覧＞

※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。

種類	タイトル	著者	出版社
えほん	トラのじゅうたんになりたかったトラ	ジェラルド・ローズ	岩波書店
えほん	いつもちこくのおとこのこ －パトリック・ノーマン・マクヘネシー	ジョン・バーニンガム	あかね書房
えほん	シナの五にんきょうだい	クレール・Ｈ・ビショップ／ぶん クルト・ヴィーゼ／え	瑞雲舎
えほん	おつきさんどうしたの	Ｅ.Ｍ.プレストン／ぶん Ｂ.クーニー／え	岩波書店
えほん	としょかんライオン	ミシェル・ヌードセン／さく ケビン・ホークス／え	岩崎書店
読み物（日本）	どうぶつ句会	あべ　弘志	学習研究社
読み物（日本）	タンポポ空地のツキノワ	あさの　あつこ／作 長谷川　知子／絵	新日本出版社
えほん	星どろぼう	アンドレア・ディノト／ぶん アーノルド・ローベル／え	ほるぷ出版社
えほん	ねんどの神さま	那須　正幹／作 武田　美穂／絵	ポプラ社
読み物（海外）	ダストビン・ベイビー	ジャクリーン・ウィルオン	偕成社
読み物（海外）	宇宙への秘密の鍵	ルーシー・ホーキング， スティーヴンホーキング	岩崎書店

＜本の内容紹介＞

※タイトルまたは巻号をクリックするとその本の詳細画面を見ることができます。

＊１・２年生向け＊

トラのじゅうたんになりたかったトラ ジェラルド・ローズ／文・絵　ふしみみさを／訳　岩波書店　記号：Ｅロ
“いいなあ。オレもなかまにはいりたいなあ。”　インドのジャングルにすんでいたやせこけたトラは、宮殿の広間で楽しそうにごはんを食べている王さま一家がうらやましくてたまりません。ある日、宮殿の庭にじゅうたんが干されているのを目にしたトラは、とんでもないことを思いつきます。それは…。

いつもちこくのおとこのこ－ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー ジョン・バーニンガム／さく　たにかわしゅんたろう／やく　あかね書房　記号：Ｅバ
ジョンは学校へ向かう途中、わにに会い、かばんをかみつかれてしまいます。次の日はライオンが現れ、その次の日はたかしおにおそわれ、毎日ちこくしてしまいます。でも先生は信じてくれません。ところがある日、途中で何も起こらなかったので、ジョンはちこくしないで間にあいました。けれど今度は先生が…。

シナの五にんきょうだい クレール・Ｈ・ビショップ／ぶん　クルト・ヴィーゼ／え　川本三郎／やく　瑞雲舎　記号：Ｅビ
昔、シナに五人の兄弟がいました。一番目の兄さんは海の水を飲みほすことができ、二番目は鉄のように固い首をもち、三番目はどこまでも足をのばせ、四番目は火の中でも平気で、五番目はいつまでも息をとめておくことができます。ある日、一番目の兄さんがあることで裁判にかけられてしまいます。兄弟みんなの能力をいかして助けることができるでしょうか。

おつきさんどうしたの Ｅ．Ｍ．プレストン／文　Ｂ．クーニー／絵　岸田衿子／訳　岩波書店　記号：Ｅク・933プ
おかあさんのるす中に、いいつけを守れずうちをぬけだしてしまった、がちょうのちび。そらには、おおきなきんいろのおつきさん。ところが、きつねがあらわれて、おつきさんをのんじゃった！　「いいこはいいこ、わるいこはわるいこ。おつきさんがきつねにのまれちゃったと、おひゃくしょうさんにつたえなきゃ！」ちびのようすがリズムよくえがかれています。ちびは、いいこ？　わるいこ？

＊３・４年生向け＊

としょかんライオン ミシェル・ヌードセン／さく　ケビン・ホークス／え　福本友美子／やく　岩崎書店　記号：Ｅホ
ある日、図書館にライオンが入ってきました。館員のマクビーさんは大あわてです。でも館長のメリウェザーさんは、きまりを守れば図書館にいてもいいと言いました。ライオンは子どもたちとおはなしを聞いたりお手伝いもしてみんなと仲良くなりました。ところがある日、事件が起きてライオンは図書館に来なくなってしまいます。思わずじーんとくる感動的な絵本です。

どうぶつ句会 あべ弘士／作・絵　　学習研究社　記号：Ｆア・913ア
シロフクロウの「雪野袋(ゆきのふくろ)」さんは、動物たちと季節ごとに俳句会を開きます。ちなみに、俳句とは五・七・五の十七文字で作られるみじかい詩です。「ネコヤナギ　春の陽あびて　ニャーとなく／トゲ」「ふるさとは　春はないのよ　夏ばかり／はな」これを歌ったのはどの動物でしょう。ここではその動物らしさがよくわかる句が次々と出てきます。

タンポポ空地のツキノワ あさのあつこ／作　長谷川知子／絵　新日本出版社　記号：Ｆア
小学４年生の真由子が黒いネコを追いかけていくと、タンポポが咲いている空地に出ました。そこで同じクラスの小原さんに出会いました。黒いネコは昔、小原さんがかっていたネコでした。小原さんとは今まで仲良しではなかったのですが、ネコを通じていろいろ話すようになりました。

星どろぼう アンドレア・ディノト／ぶん　アーノルド・ローベル／え　やぎたよしこ／やく　ほるぷ出版　記号：Ｅロ
空の星ぜんぶをじぶんのものにしたいと星をぬすんでしまったどろぼう。のこったのは月一つだけ…。月もぬすみにくると考えた村人たちは月にわなをしかけ、みごとどろぼうをつかまえました。星を空へもどすにはどうしたらよいのでしょう。星をぬすんだりもどそうとするときのようすなどが楽しくえがかれていて、じぶんも月や星までいって星たちをさわれるがしてきます。

＊５・６年生向け＊

ねんどの神さま 那須正幹／作　武田美穂／絵　ポプラ社　記号：Ｅタ
太平洋戦争が終わって間もなく、家族を戦争で亡くした健一は学校で「ねんどの神さま」を作りました。やがて健一は引越し、「神さま」は廃校になった学校に置き去りにされます。それから五十年が過ぎたある日、「神さま」は学校を突き破って大きくなり動いていきます。恐怖にかられた人々は爆弾などで攻撃しますが、「神さま」を止めることはできません。

ダストビン・ベイビー ジャクリーン・ウィルソン／作　小竹由美子／訳　ニック・シャラット／絵　偕成社　記号：933ウ
生まれてすぐにピザ屋の裏のゴミ箱に捨てられたエイプリルは、施設と里親との間を転々としながら、ようやく現在の養母の元で「普通の生活」が送られるようになりました。今の生活に感謝しながらも、心のどこかで生みの母への想いがつのる彼女は、良くも悪くも出会う様々な人々との廻りあわせの中、やがて「自分らしい幸せ」を見つけていきます。

宇宙への秘密の鍵 ルーシー・ホーキング／作　スティーヴン・ホーキング／作　さくまゆみこ／訳　佐藤勝彦／監修　岩崎書店　記号：933ホ
主人公のジョージは、アナログな家庭で生活していました。その反動でコンピュータにとても興味を持っていました。そんな時、世界一すばらしいコンピュータ「コスモス」を持っている隣の親子エリックとアニーに出会いました。２人と出会ったことで、宇宙に興味を持ったジョージは、アニーと宇宙旅行に行くことになりました。宇宙についてわかりやすく解説され、貴重な写真もたくさん載っています。