ほんのタネ Vol.5

小学生を対象とした絵本や読み物を紹介するリストです。

<紹介する本の一覧>

※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。

種類 タイトル 著者 出版社
えほん あらしのよるに 木村 裕一/作
あべ 弘士/絵
講談社
えほん ルラルさんのにわ いとう ひろし/さく ほるぷ出版
えほん おしいれのぼうけん 古田 足日・田畑 精一/作 童心社
えほん ろくべえまってろよ 灰谷 健次郎/作
長 新太/絵
文研出版
読み物(日本) 目をさませトラゴロウ 小沢 正/作 理論社
読み物(日本) ねこじゃら商店へいらっしゃい 富安 陽子/作 ポプラ社
読み物(海外) すんだことはすんだこと ワンダ・ガアグ/再話・絵 福音館書店
読み物(海外) おばけ桃の冒険 ロアルド・ダール/作
ナンシー・エコーム・パーカート/絵
評論社
読み物(日本) 鬼の橋 伊藤 遊/作 福音館書店
読み物(日本) お江戸の百太郎 那須 正幹/作 岩崎書店
読み物(海外) エーミールと探偵たち エーリヒ・ケストナー/作
ワルター・トリヤー/さし絵
岩波書店

本の内容紹介

※タイトルまたは巻号をクリックするとその本の詳細画面を見ることができます。

*1・2年生向け*

あらしのよるに ※シリーズ検索一覧はこちら
木村 裕一/作 あべ 弘士/絵 講談社 記号:児童Eア・Fキ
 あるあらしのよる、あれくるったやみのなか、こわれかけたこやで、いっぴきのしろいヤギとオオカミがであいます。2ひきは、はなしをするうちに、なかよくなって、つぎのあさ、しょくじのやくそくをするのですが・・・。ヤギとおおかみのすてきなゆうじょうものがたりです。
ルラルさんのにわ
いとう ひろし/さく ほるぷ出版 記号:児童Eイ
 ルラルさんのたいせつな、しばふのにわ。はいってくるものは、ぜったいにゆるしません。とくいのパチンコでおいはらいます。ところがあるあさにわをみてびっくり。おおきなまるたがごろり。おこったルラルさんがけとばそうとすると・・・。
おしいれのぼうけん
古田 足日・田畑 精一/作 童心社 記号:児童Eタ・Fフ
 さくらほいくえんのみんなのこわいもの、それは「おしいれ」と人形げきの「ねずみばあさん」。あきらとさとしはおひるねの時間になってもあばれていたので、おしおきとして「おしいれ」に入れられてしまいます。そこへ「ねずみばあさん」もあらわれて・・・。ふたりのぼうけんのはじまりです。
ろくべえまってろよ
灰谷 健次郎/作 長 新太/絵 文研出版 記号:児童Eチ
 たいへんだ! 犬のろくべえがあなにおちてしまいました。早くたすけなくちゃいけないのに、おとなはけてくれず、たよりになるのは1年生のなかまだけです。みんなで集まっていろいろ考えますが・・・。さぁ、ろくべえはたすかったのでしょうか?

*3・4年生向け*

目をさませトラゴロウ
小沢 正/作 理論社 記号:児童Fオ
 山のたけやぶに、とらがすんでいました。なまえはトラノ・トラゴロウ。ある日、きつねが1つのものを2つにするきかいをはつめいしました。そこで、トラゴロウはじぶんを2ひきにふやしてもらうことにしました。じぶんがねているあいだに、もう1ぴきにたべものをさがしてもらえるとおもったからです。
ねこじゃら商店へいらっしゃい
富安 陽子/作 ポプラ社 記号:児童Fト
 あなたのいちばんほしいものはなんですか?〝ねこじゃら商店〟は、白菊丸という名の年取ったブチネコが一ぴき、いつも店番をしている不思議なお店です。〝ねこじゃら商店〟にくればほしいものは何でも手に入ります。「そんなお店がどこにあるのか」って? さぁ、それはお話をよんでからのおたのしみ。
すんだことはすんだこと
ワンダ・ガアク/再話・絵 佐々木 マキ/訳 福音館書店 記号:児童933ガ
 畑しごとで毎日大いそがしのフリッツル。おかみさんの仕事のほうがらくそうだということで、おたがいの仕事をとりかえっこすることにしました。すると、犬にソーセージをぬすまれたり、りんご酒を床にあふれさせたりたいへんです。おかみさんの仕事は本当にらくだったのでしょうか・・・?
おばけ桃の冒険
ロアルド・ダール/作 ナンシー・エコーム・パーカート/絵 高橋 健二/訳 評論社 記号:児童933ダ
 小さな家と同じくらいにふくれあがった桃の実の穴に入り込んだジェームスは、巨大なキリギリス・みみず・むかで・くもなどに出会います。やがて桃は転がりだして海に飛び出していき・・・。奇妙な仲間の大冒険が始まります。ハラハラドキドキの大冒険を楽しんでみてください。

*5・6年生向け*

鬼の橋
伊藤 遊/作 福音館書店 記号:児童Fイ
 平安初期の京都、妹を亡くし失意の日々を送る少年篁(たかむら)は、ある日妹が落ちた古井戸から冥界の入口へと迷い込みます。この世とあの世、鬼と人間、少年と大人、二つの世界を隔てるさまざまな橋。やがて少年はそれぞれに何かを失った痛みを抱えて生きる人々との出会いの中で再び生きる力をとりもどしていきます。井戸を通じてこの世とあの世を往き来したという不思議な伝説をもつ平安時代の文人小野篁(実在)の少年時代を描いた作品です。
お江戸の百太郎 ※シリーズ検索一覧はこちら
那須 正幹/作 岩崎書店 記号:児童Fナ
 百太郎は、岡っ引の子どもです。岡っ引きとは、探偵のようなもので、事件を調査したり、犯人をつかまえたりします。そんな親子の所にゆうかい事件の話が・・・。伊勢屋の娘お千賀ちゃんがゆうかいされたのです。百太郎親子はこの事件をかいけつできるでしょうか。
エーミールと探偵たち
エーリヒ・ケストナー/作 ワルター・トリヤー/さし絵 岩波書店 記号:児童943ケ
 エーミールは、ベルリンにいるおばあさんを訪ねる途中、汽車の中で怪しい男に大切なお金を盗まれてしまいます。途方に暮れるエーミールに、少年たちが協力を申し出ます。そしてエーミールたちの犯人探しが始まるのですが・・・。エーミールの知恵がさえるお話です。