ほんのタネ Vol.8

小学生を対象とした絵本や読み物を紹介するリストです。

<紹介する本の一覧>

※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。

種類 タイトル 著者 出版社
えほん なかよしおばけのびっくりおふろ ジャック・デュケノワ/作 ほるぷ出版
読み物(日本) メダカのえんそく 阿部 夏丸/作
村上 康成/絵
講談社
読み物(日本) おいしいおうち(くまのベアールとちいさなタタン) 原 京子/作
はた こうしろう/絵
ポプラ社
自然科学 お姫さまのアリの巣たんけん 秋山 亜由子/作 福音館書店
えほん こびらっふの独白(どくはく)-声にだすことばえほん- 草野 心平/詩
いちかわ なつこ/絵
ほるぷ出版
読み物(日本) ねこが見た話 たかどの ほうこ/作
瓜南 直子/絵
福音館書店
読み物(日本) にんきもののひけつ 森 絵都/作
武田 美穂/絵
童心社
読み物(海外) 荒野にネコは生きぬいて G.D.グリフィス/作
福永 紀子/絵
文研出版
えほん ライオンのしごと(どうぶつさいばん) 竹田津 実/作
あべ 弘士/絵
偕成社
読み物(海外) 空とぶブタゴットフリート ヴァルトルン・ベーンケ/作
ユタ・バウアー/絵
福武書店

本の内容紹介

※タイトルまたは巻号をクリックするとその本の詳細画面を見ることができます。

*1・2年生向け*

なかよしおばけのびっくりおふろ
ジャック・デュケノワ/作 おおさわ あきら/訳 ほるぷ出版 記号:児童Eデ
 このおばけ、しってますか?『おばけパーティ』でとうじょうした、からだのいろがかわるおばけです。かべをとおりぬけたり、きえたりもできます。みんなもおうちまるごとをおふろ(プール)にしたいとおもわない?えほんのなかではできるので、たのしんでみてね。
メダカのえんそく
阿部 夏丸/作 村上 康成/絵 講談社 記号:児童Fア
 雨あがりのある日、メダカの子どもたちはドーナツ池を回る遠足に出かけました。池の岸にそって泳いでいたら雨あがりで水が池の外にもあふれていてメダカたちは知らないうちに池の外に出ていました。さあ、メダカたちはちゃんと戻ってこられるでしょうか。
おいしいおうち (くまのベアールとちいさなタタン
原 京子/作 はた こうしろう/絵 ポプラ社 記号:児童Fハ
 おどりだしそうで、はじけそうなポップでかわいいふたりぐみ、くまのベアールとあおむしのタタンがであったおはなしです。このあとも、なかよしふたりのたのしいくらしがかかれた5さつがあります。いちばんさいごのページにも、おはなしがつづいているのにきがつきましたか?

*3・4年生向け*

お姫さまのアリの巣たんけん
秋山 亜由子/作 福音館書店 記号:児童486ア
 おもしろそうでしょう?“アリの巣たんけん”。秋山亜由子さんは、アリやクモなど小さな虫を主人公にした絵本やマンガをかいている人です。こんなかわいいともだちができて、いっしょにあそべたらいいですね。
ごびらっふの独白(どくはく) (声にだすことばえほん
草野 心平/詩 いちかわ なつこ/絵 齊藤 孝/編 ほるぷ出版 記号:児童Eイ
 こどものみなさん、いちどよんで、いみがわからないのは、あたりまえだよね。“し”や“うた”を楽しむには、ふかくかんがえるひつようはありません。音を楽しんでみたり、リズムを楽しんだり・・・。この、カエルごの「し」をよんでみて。どこがすきになるかな。
ねこが見た話
たかどの ほうこ/作 瓜南 直子/絵 福音館書店 記号:児童Fタ
 へんてこなはなしが4つ入っています。「おかあさんのいすのまき」はこんなふう。小4兄・小2弟の母にふしぎなことがおこったのです。「おかあさん、エスパーになったんじゃないの!?」母はハッとしたように口をおさえ、せんげんするようにいいました。「わたしは、世界一、うつくしくなる!」おっとっと…。
にんきもののひけつ
森 絵都/作 武田 美穂/絵 童心社 記号:児童Fモ
 はなのバレンタインデー。おなじクラスのこまつくんはチョコレートを27こもらったのに、ぼくはたった1こだけ。ぼくは、不公平になっとくできず、こまつくんの人気のひけつをさぐることにします。毎日教室で観察したり尾行したり・・・。さて、こまつくんにはどんな人気の「ひけつ」があると思いますか。
荒野にネコは生きぬいて
G.D.グリフィス/作 福永 紀子/絵 前田 三恵子/訳 文研出版 記号:児童933グ
 人間に飼われていたネコが、捨てられた日をさかいに、人間からやっかい者として、追いはらわれることになります。子ネコはさまざまな災難にあって混乱し、裏切られた悲しさを感じながらも、野生動物としての生き方をみずから獲得していきます。飼いネコでも完全な野生でもない運命を少し悲しいと感じてしまいます。広大な荒野(ムア)をはじまりにネコの運命はどうなるでしょう。猫の口をとおして人間を非難する言葉は最後までありません。

*5・6年生向け*

ライオンのしごと (どうぶつさいばん
竹田津 実/作 あべ 弘士/絵 偕成社 記号:児童Fア
 アフリカ・タンザニアの草原で、どうぶつさいばんがはじまります。さいばん長は、ハイラックス。うったえたのは、おかあさんをころされたヌーの子。うったえられたのは、ライオンのおかあさん。ヌーのべんごしは、ゾウ。ライオンのべんごしは、オオミミギツネ。さてはんけつやいかに!? 
空とぶブタゴットフリート
ヴァルトルン・ベーンケ/作 ユタ・バウアー/絵 遠山 明子/訳 福武書店 記号:児童943ベ
 ゴットフリートは、「あーあ、空を飛びたいなぁ。」と夢見る子ブタでした。顔を赤くし、いっしょうけんめい飛びあがろうとしますが、なかなか飛ぶことができません。そこで、気分てんかんに旅に出ることにしました。部屋をかしてもらった家では、コルネリアという女の子に出会い仲良くなります。ゴットフリートの飛びたい気持ちが伝わったのか・・・とうとう空へ飛び出します。