小学生を対象とした絵本や読み物を紹介するリストです。

＜紹介する本の一覧＞

※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。

種類	タイトル	著者	出版社
えほん	モグとうさポン	ジュディス・カー／作	あすなろ書房
えほん	かいじゅうたちのいるところ	モーリス・センダック／さく	富山房
えほん	シモンのおとしもの	バーバラ・マクリントック／作	あすなろ書房
えほん	ぼく、おへんじは？	ヤニコフスキ・エーヴァ／文 レーベル・ラースロー／絵	ポプラ社
読み物（日本）	放課後の時間割	岡田　淳／作	偕成社
読み物（日本）	空を飛んだポチ	杉山　亮／作 おかべ　りか／絵	講談社
読み物（日本）	冥界伝説　たかむらの井戸	たつみや　章／作 広瀬　弦／絵	あかね書房
読み物（日本）	空へつづく神話	富安　陽子／作 広瀬　弦／絵	偕成社
読み物（日本）	ほうかご探偵隊	倉知　淳／著	講談社
読み物（海外）	歯みがきつくって億万長者　やさしくわかる経済の話	ジーン・メリル／作 平野　恵理子／絵	偕成社
読み物（海外）	ヨーンじいちゃん	ペーター・ヘルトリング／作 上田　真而子／絵	偕成社

＜本の内容紹介＞

※タイトルまたは巻号をクリックするとその本の詳細画面を見ることができます。

*１・２年生向け*

モグとうさポン ジュディス・カー／作　三原　泉／訳　あすなろ書房　記号：児童Ｅケ
モグはトーマス家の飼い猫です。ある日うさぎのぬいぐるみ“うさポン”をもらったモグは、うれしくてどこへいくにもいっしょではなしません。ところが…。うさポンをたいせつに思うモグの気もちが表情ゆたかにえがかれています。家族のモグに対するやさしさがほのぼのとつたわってくるおはなしです。シリーズ第４弾。

かいじゅうたちのいるところ モーリス・センダック／さく　じんぐう　てるお／やく　富山房　記号：児童Ｅセ
いたずらをしすぎて、おかあさんにしんしつにほうりこまれてしまったマックス。でも、しだいにしんしつに木がはえもりののはらになってしまいました。マックスはふねにのりこみ、１ねんと１にちの旅にでました。いきついたところはかいじゅうたちのせかい。おそろしいかおをしたかいじゅうたちにマックスは…。

シモンのおとしもの バーバラ・マクリントック／作　福本　友美子／訳　あすなろ書房　記号：児童Ｅマ
おとしものはどこかな？　とさがしてじーっとじーっと見てもなかなか見つからないとおもいます。見るところがいっぱいある「絵さがし絵本」で、しかも地図とおとしものリストつきです。わすれもの、おとしもの、なくしものがこんなふうにみつかれば、たのしいですね。

ぼく、おへんじは？ ヤニコフスキ・エーヴァ／文　レーベル・ラースロー／絵　いせ　きょうこ／訳　ポプラ社　記号：児童Ｅレ
いいたいことならいっぱいあるのに、「べつに」っていってしまうきみのきもちはきっとこんなふうなんだね。「おおきくなったら　なにになりたいの　なんて　きかれたってこまるよ」ほんとそうだよね。こどもとおとながおしゃべりするってむずかしいんだな！

*３・４年生向け*

放課後の時間割 岡田　淳／作　偕成社　記号：児童Ｆオ
ある秋の日、図工教師のぼくが学校に住む「学校ねずみ」を助けたことから、毎週月曜日の放課後にその「学校ねずみ」から、代々語り伝えられてきたお話を聞くことになります。保健室ねずみや一年生ねずみなど、学校にいるいろいろなねずみについてのちょっと不思議で心温まる素敵なお話がいっぱいです。

空を飛んだポチ 杉山　亮／作　おかべ　りか／絵　講談社　記号：児童Ｆス
この本の作者(さくしゃ)が住む小淵沢(こぶちざわ)というところは、風がとても強いので風をさける防風ごうがあります。防風ごうがないところは木につりかわがぶら下がっていて、風がひどいとき人はそれにつかまって吹き飛ばされないようにします。あと人が乗れるほどの大きさのカブトムシもいるそうです。それ本当のことなの、と思う人はこの本を読んでください。

冥界伝説　たかむらの井戸 たつみや　章／作　広瀬　弦／絵　あかね書房　記号：児童Ｆタ
みんなは井戸を見たことがありますか？今は自分の家に井戸がある人は少ないと思います。おばあちゃんの家にある井戸が冥界（あの世）へつながっている、そんな伝説を聞いた悟が、井戸の探検に行きます。すると、井戸の中で、おばけのたかむらくんに出会いました。たかむらくんは、冥界から来た泣き虫のおばけだったのです。

*５・６年生向け*

空へつづく神話 富安　陽子／作　広瀬　弦／絵　偕成社　記号：児童Ｆト
小学六年生の理子は、ある日学校の図書室で白いヒゲをたくわえた太ったおじさんが現れて消えるのを見かけます。地神(じじん)だと名乗るおじさんは、どういうわけかこれまでの記憶をすっかり失くしていました。この神様の記憶をとりもどすため、理子は一冊の本を手がかりに街の歴史を調べはじめますが…。自分の住んでいる土地にはどのような歴史があるのか、ちょっと調べてみたくなるかもしれません。

ほうかご探偵隊 倉知　淳／著　講談社　記号：一般Ｆクラ
ぼくのクラスで一日おきに、色々なものがなくなるんだ。棟方くんの絵、ニワトリ、巨大な招き猫型ぼきん箱、そしてたて笛…。江戸川乱歩好きの龍之介くんにさそわれ、ぼくらは事件を調べることにした。さあ、犯人はだれだ？

歯みがきつくって億万長者　やさしくわかる経済の話 ジーン・メリル／作　平野　恵理子／絵　岡本　さゆり／訳　偕成社　記号：児童９３３メ
転校生のケイトは、新しい学校で同級生の男の子ルーファスとしりあいます。このルーファス、１２歳なのになんと手作りの歯みがきを安く売ることを思いつき、事業は大成功。あっという間に億万長者になってしまうというユーモラスなお話です。いつのまにか、経済のしくみもやさしく理解できます。

ヨーンじいちゃん ペーター・ヘルトリング／作　上田　真而子／絵　偕成社　記号：児童９４３ヘ
ヤーコブとラウラの家に７５歳のヨーンじいちゃんが同居することになりました。頑固で、まっすぐで、無邪気なヨーンじいちゃんは、染めものをして村の人気者になったり、老婦人に恋をしたり、思いもよらないことを次々としでかします。はらはらしながらも家族はそんなじいちゃんが大好きで温かく見守ります。ところがある日…。核家族化がすすみ、家族の暮らし方もだいぶ変わりました。みんなで読んでみたい１冊です。