えほんのくに Vol.71

幼児を対象とした、新しく発行された絵本のなかから図書館員がおすすめを選んだリストです。

<紹介する本の一覧>
※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。

 

種類 タイトル 著者 出版社
えほん あけてあけて accototo/えとぶん みらいパブリッシング
えほん サンサロようふく店 アン ゼソン/作・絵 TOY Publishing
えほん のいちごつみ さとう わきこ/さく・え 福音館書店
えほん どうしよう 浜田 桂子/作 理論社
えほん クロべぇ ふくだ いわお/作  光村教育図書
えほん りぼんちょうだい かんざわ としこ/文
ましま せつこ/絵
こぐま社

 

<本の内容紹介>


※タイトルまたは巻号をクリックするとその本の詳細画面を見ることができます。

あけてあけて
accototo/えとぶん みらいパブリッシング 記号:Eア
 あさですよ。おめめを「あけてあけて」。くまのこどもは、なにかをあけるのにむちゅうです。おうちでも、そとでも、ゆめのなかでも「あけてあけて」。いろんなばめんでくりひろげる「あけてあけて」とおねだりする、かわいらしいくまのこどものすがたに、ついついほほえんでしまいます。
サンサロようふく店
アン ゼソン/作・絵,林 木林/訳 TOY Publishing 記号:Eア
 だれもがみんぞくふくをきてくらしていたころ、まちに「サンサロ」というあたらしいようふく店ができました。あるじのドックさんは、だれよりもようふくをかっこよくきこなしていました。店にさいしょのおきゃくさんが来たとき、ドックさんはていねいにその人ににあうようふくを作りました。おきゃくさんのことをかんがえて、まじめにしごとにとりくむすがたがすてきです。
のいちごつみ
さとう わきこ/さく・え 福音館書店 記号:Eサ
 「そろそろ のいちご が あかくなってるころだよ」ばばばあちゃんはジャムをつくろうと のいちごつみにでかけます。のはらであそんでおなかがすいたどうぶつたちもやってきて、かぞえうたをうたいながらいっしょにかえっていると…。はるにぴったりのたのしいえほんです。
どうしよう
浜田 桂子/作 理論社 記号:Eハ
 まいにちうまれる「どうしよう」ってきもち。かみのけぼさぼさでがっこうにいったら「どうしよう」。すきなこのまえでは「どうしよう」。よわきなきもちだったり、つよきになったり、おどけてみたり、かなしくなったり…どれがほんとうのぼくのきもちなのかな? たぶんみんなもおなじように「どうしよう」っておもってるんじゃないかな?
クロべぇ
ふくだ いわお/作 光村教育図書 記号:Eフ
 くろいぬのクロべぇは、かいぬしのおとこのこといつもさんぽにでかけます。おとこのこのうまれるまえからクロべぇはいたそうなので、おじいちゃんいぬのようです。ふんをさせて、しまつをして、くさむらからとびだすカエルにおどろいて、こうえんでひとやすみ。いつものように、ふたりはいっしょです。
りぼんちょうだい
かんざわ としこ/文 ましま せつこ/絵 こぐま社 記号:Eマ
 おんなのこがみつけたのは、プレゼントにむすばれたリボン。おかあさんにたのんで、かみかざりにしてもらいました。すぐにどうぶつたちがあつまってきて、おんなのこはリボンをわけてあげます。「りぼんちょうだい」からはじまる、あたたかいつながりがかんじられるえほんです。