ほんのタネ Vol.23

小学生を対象とした絵本や読み物を紹介するリストです。

<紹介する本の一覧>

※タイトルをクリックするとその本の紹介文にとびます。

種類 タイトル 著者 出版社
えほん ぼくは一ねんせいだぞ! 福田 岩緒/作 童心社
えほん ばあばにえがおをとどけてあげる コーリン・アーヴェリス/ぶん
イザベル・フォラス /え
評論社
読み物(日本) ワニのガルド おーなり 由子/作・絵 偕成社
読み物(日本) たたされた2じかん 代田 昇/作
長 新太/絵
理論社
伝記 中村哲物語 松島 恵利子/著 汐文社
読み物(日本) ソラタとヒナタ ともだちのつくりかた かんの ゆうこ/さく
くま あやこ/え
講談社
読み物(日本) 黒ねこサンゴロウ(1)旅のはじまり 竹下 文子/作
鈴木 まもる/絵
偕成社
読み物(海外) 本おじさんのまちかど図書館 ウマ・クリシュナズワミー/作
川原 瑞丸/絵
フレーベル館
えほん あつかったらぬげばいい ヨシタケ シンスケ/著 白泉社
読み物(日本) サブキャラたちの日本昔話 斉藤 洋/作
広瀬 弦/絵
偕成社
読み物(日本) ふしぎな木の実の料理法 岡田 淳/作 理論社

本の内容紹介

※タイトルまたは巻号をクリックするとその本の詳細画面を見ることができます。

*1・2年生向け*

ぼくは一ねんせいだぞ!
福田 岩緒/作 童心社 記号:Eフ
 このはる一ねんせいになるけんちゃん。とどいたあたらしいランドセルがうれしくて、せおっておもてにとびだします。こうえんをあるいているうちに、きのえだにランドセルをわすれてしまい、もどってさがしますが、みあたりません。まわりのみんなもいっしょにランドセルをさがしていると…。
ばあばにえがおをとどけてあげる
コーリン・アーヴェリス/ぶん イザベル・フォラス/え まつかわ まゆみ/やく 評論社 記号:Eフ
 ばあばがだいすきなファーンが、えがおのきえてしまったばあばのために、よろこびさがしをするおはなしです。「わーい!をさがす」というひょうげんがかわいくて、ファーンのやさしいきもちにふれて、ほっこりあたたかなきもちになります。ラストシーンのたくさんのえがおにいやされます。
ワニのガルド
おーなり 由子/作・絵 偕成社 記号:Fオ
 ひっこしたばかりで、まだともだちができない小学三年生の女の子ヒナちゃんは、ある朝「学校にいきたくないな」と思っていました。そこにみどり色のしゃべるワニがあらわれて、じぶんはおばけのワニなんだというのです。そのごもワニはあらわれるのですが、ほかのひとにはみえないので、ヒナちゃんはあせってしまいます。
たたされた2じかん
代田 昇/作 長 新太/絵 理論社 記号:Fシ
 給食のカレーライスのおかわりができなかったてっぺいは、おおさわぎをして、先生におこられて2時間たたされることになります。悪いことをしたと思っていないてっぺい。持ち前の明るさと空想力でのりこえるてっぺいの姿が、とてもユニークで、ほほえましいおはなしです

*3・4年生向け*

中村哲物語 大地をうるおし平和につくした医師
松島 恵利子/著 汐文社 記号:289ナ
 中村哲さんは、アフガニスタンに診療所を開きました。そこに病気や貧困で苦しむ難民がたくさんいたからです。そして農業ができるよう水路を作りました。飢えずに安心して暮らせる場所を作ることが自らの使命と感じ、最後まで地域につくしました。中村さんの活動から、本当に求められている平和のかたちについて考えさせられます。
ソラタとヒナタ ともだちのつくりかた
かんの ゆうこ/さく くま あやこ/え 講談社 記号:Fカ
 くまのソラタときつねのヒナタのあたたかい友情物語。「ともだちのつくりかた」がわからないヒナタに、「ともだちって、しぜんにできるもの」「きみがすきだから、いっしょにあそびたいんだって、すなおにいえばいい」と言うソラタ。ヒナタはさびしい身の上から、ちょっとひねくれていたけれど、ソラタと出会って変わってくる。ともだちっていいなと思えるお話です。
黒ねこサンゴロウ(1)旅のはじまり
竹下 文子/作 鈴木 まもる/絵 偕成社 記号:Fタ
 ひとり旅がすきな「ケン」は、おとうさんに会いに行く途中、黒ねこ「サンゴロウ」とであいます。サンゴロウの目的は、うみねこ族の宝を探すこと。それもちょっとわけありの…。うみねこ族には、人間が知らない秘密があるようです。クールな黒ねこサンゴロウのロマンあふれる冒険が始まります!
本おじさんのまちかど図書館
ウマ・クリシュナズワミー/作 長友 恵子/訳 川原 瑞丸/絵 フレーベル館 記号:933ク
 インドの9さいの女の子ヤズミンは、1日1さつ本をよんでいて、今までによんだ本は400さつ。その本は「本おじさんのまちかど図書館」でかりるのですが、だれかがくじょうのてがみをだしたため、その図書館がなくなってしまうことに。ヤズミンは図書館ふっかつのためにはしりまわります。

*5・6年生向け*

あつかったらぬげばいい
ヨシタケ シンスケ/著 白泉社 記号:Eヨ
 「あつかったらぬげばいい」。ちょっと考えればそうなのですが、心がつかれていると思いつかない時があります。そんな時の「こうすればいい」「こうしてもいい」がたくさん入っています。みなさんの気持ちがちょっと軽くなる絵本なので、ぜひ手に取ってみてください。
サブキャラたちの日本昔話
斉藤 洋/作 広瀬 弦/絵 偕成社 記号:Fサ
 昔話には主公以外にサブキャラ(脇役)がいます。「浦島太郎」ならカメ、「桃太郎」ならイヌです。著者はそのカメやイヌから話のよくわからないところを聞いたそうです。そこには思いもよらない理由がありました。
ふしぎな木の実の料理法(こそあどの森の物語)
岡田 淳/作 理論社 記号:Fオ
 仕事のため離れて住む学者のバーバさんから送られてきたポアポアという木の実。雪で手紙が濡れて読めなくなり料理の方法がわかりません。人見知りのスキッパー少年は、料理法を求めてほとんどつきあいのなかった近所の住民たちを訪ね歩きます。料理法の謎をめぐってスキッパーと住民たちにおきたこととは…。